🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

サード・ポイントがソニーADRを売却=SEC開示資料

発行済 2020-08-19 11:43
更新済 2020-08-19 11:45
© Reuters. サード・ポイントがソニーADRを売却=SEC開示資料
6758
-

[ボストン/東京 19日 ロイター] - 米ヘッジファンドのサード・ポイントが保有していたソニー (T:6758)の米預託証券(ADR)全てを売却したことが、米当局への提出資料で明らかになった。

ただ、事情に詳しい関係者によると、サード・ポイントは依然として、日本に上場するソニー株をかなりの割合で保有しているという。ダニエル・ローブ氏が率いる同ファンドは「物言う株主」として知られ、ソニーに半導体事業の分離などの変革を求めていた。

米証券取引委員会(SEC)の開示資料によると、サード・ポイントは2019年12月時点でソニーのADR150万株を保有していたが、今年3月末時点で67万5000株に減少し、6月末時点ではソニー株保有の記載がなくなった。

ただ、SECの資料は米国内の株式の保有数だけ記載しているため、海外の株式あるいは日本に上場するソニーの普通株の保有数は分からない。

ソニーの広報担当者は、個別株主についてはコメントしないとした。サード・ポイントはコメントを控えた。

© Reuters. サード・ポイントがソニーADRを売却=SEC開示資料

サード・ポイントは昨年、ソニーの保有株を公表するとともに、同社に対し、半導体事業を分離し、金融子会社のソニーフィナンシャルなどの非中核資産の売却を進め、娯楽事業に集中するよう求めた。

ソニー側は半導体事業分離の要求を拒否し、ソニーフィナンシャルは完全子会社化した。

それでもなお、サード・ポイントはソニー株から大きな恩恵を受けているとみられる。ロイターが最初に同ファンドによるソニー株購入を伝えた昨年4月以来、株価は約80%急騰している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます