[ストックホルム 5日 ロイター] - 米IBM (N:IBM)は5日、通信会社向けのクラウドプラットフォーム事業を立ち上げ、フィンランドのノキア (HE:NOKIA)、韓国のサムスン電子 (KS:005930)の2社と提携した。
クラウドプラットフォームは実際の機器の代わりにソフトウエアを使ってネットワーク機能を運用するもので、通信会社が次世代移動通信(5G)サービスで通信網構築に要する期間を短縮し、コストを抑え、法人向け顧客からの個別の要望に応じるのに役立つ。
既にマイクロソフト (O:MSFT)やアマゾン・ドット・コム (O:AMZN)などの米企業が通信会社向けクラウドプラットフォーム事業に乗り出している。
IBMの幹部によると、同社は通信会社に通信網運用のためのサービスを提供するほか、通信会社が顧客向けにサービスを販売するのも支援する。