本日のマザーズ先物は続伸が予想される。
17日の米国市場はダウが86.11ドル安の27844.91ドル、ナスダックは110.42ポイント高の11129.73ポイントとなった。
中国人民銀行が市場に資金を供給したため上昇で寄り付いたが、ニューヨーク地区連銀製造業景気指数が予想を下回ったほか、著名投資家のバフェット氏が銀行株を売却したことが明らかとなりダウの重しとなった。
また米中高官の第1段階貿易協定を巡る会合が延期され、米国政府が中国ファーウェイへの制裁強化を発表し、米中対立への懸念も根強い。
ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇。
本日のマザーズ先物は米ナスダックが上昇したことやナイトセッションが堅調に推移したことで続伸が予想される。
また、昨日にストップ高となった時価総額上位のBASE (T:4477)の上昇が本日も期待されており、先物をけん引することが予想される。
また、大阪府で新型コロナの重症者が半月で3倍以上と医療体制がひっ迫していると報じられたことで、時価総額上位のメルカリ (T:4385)や弁護士ドットコム (T:6027)など巣籠り、在宅ワーク関連銘柄が見直されることが期待される。
上値のメドは1070.0pt、下値のメドは1010.0ptとする。