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電算システム Research Memo(6):国内向け事業が、決済サービス、送金サービスともに順調に拡大

発行済 2017-02-28 16:36
更新済 2017-02-28 22:01
電算システム Research Memo(6):国内向け事業が、決済サービス、送金サービスともに順調に拡大
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■業績動向

3.事業セグメント別動向:収納代行サービスセグメント
収納代行サービスセグメントのなかの、決済サービス売上高は前期比7.7%増、計画比1.2%増と順調に拡大した。
中核サービスの払込票決済サービスを始め、ペーパーレス決済サービス、口座振替サービスが全般に拡大した。
新規取引先の獲得において、地方自治体も含めて順調に進捗したことが貢献した。


決済イノベーション売上高は、前期比では47.3%増と大幅増収となったが、計画対比では17.5%(117百万円)の未達となった。
決済イノベーションの中には、国内送金サービスと国際送金サービスの送金サービスと収納窓口サービスが含まれるが、両者で明暗が分かれた。
収納窓口サービスでは、スーパーやドラッグストアチェーンでの導入が計画通りに拡大したことで売り上げ、取り扱い店舗数ともに順調に伸長した。


一方、送金サービスでは、スマート送金サービスの売上高も前期比72.0%増と大きく伸びたものの、国際送金サービスでは、マイナンバー制度導入により事前登録者数の伸びにブレーキがかかり、送金件数が想定を下回った。
また、円安による送金手控えの動きや、同業他社による市場競争激化も、電算システム (T:3630)の国際送金サービスの成長鈍化の一因となった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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