[ニューヨーク 5日 ロイター] - 5日の取引で原油先物価格が1%超上昇した。米中通商合意への期待や米政府が対中関税を撤回する可能性があるとの楽観的な見方が背景。
清算値は北海ブレント原油先物 ()が0.83ドル(1.3%)高の1バレル=62.96ドル。米WTI先物 ()も0.69ドル(1.2%)高の57.23ドル。
関係者の話によると、中国は米国との通商協議における「第1段階」の合意の一環として、9月に発動した対中関税を撤回するよう求めているという。
また、石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長は同日、原油市場が来年に上向く可能性があると述べた。