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米民主指名争い撤退のハリス氏、バイデン氏が副大統領候補に検討

発行済 2019-12-05 10:09
更新済 2019-12-05 10:15
米民主指名争い撤退のハリス氏、バイデン氏が副大統領候補に検討

[ワシントン 4日 ロイター] - 2020年米大統領選の民主党候補指名を目指すバイデン前副大統領は4日、前日に指名争いからの撤退を表明したカマラ・ハリス上院議員を副大統領候補として検討する考えを示した。

CBSニュースの動画でバイデン氏は「ハリス上院議員にはなりたいと思う何にでもなれる能力がある。彼女ときのう話をした。彼女はしっかりとしており、いつの日か自分で大統領になることができる。副大統領になることができる。最高裁判事を目指すこともできる」と語った。

ハリス氏は6月のテレビ討論会で、公立学校の強制バス通学を巡り、バイデン氏と激しい論戦を交わした。このやりとりが注目され、一時、支持率が急上昇し、有力候補とみられていた。ただ、選挙陣営の問題や資金不足などが伝えられていた。

ハリス氏は2015年に脳腫瘍で死去したバイデン氏の息子ボー・バイデン氏の親しい友人だった。

バイデン氏は4日記者団に、ハリス氏を副大統領候補として「もちろん検討する」とコメントした。

検事や州司法長官の経歴があり、黒人の血を引く2番目の女性として2016年に上院議員に選出されたハリス氏は、依然民主党の期待の星とみられている。

ハリス氏の撤退を受けて、民主の候補者は15人になった。

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