[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、北大西洋条約機構(NATO)に十分に貢献していない国に対し、通商面で措置をとる可能性があることを明らかにした。
トランプ氏は3─4日に英国で開催されたNATO創設70周年の記念首脳会議に出席。これまでもNATO加盟国に対し一段の貢献を行うよう促していた。
この日は、国内総生産(GDP)比2%の貢献を行うとの目標に多くの加盟国が近づいているが、一部の国は近づいていないと指摘。「通商に関する措置をとる可能性がある。資金を拠出していない国が米国の保護を受けるのは公平ではない」と述べた。
このほか、NATOは「極めて良い状態にある」と指摘。「他の国との関係は抜群だ」と述べた。