[メキシコ市 5日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は5日、国内の麻薬カルテル問題について、米国のバー司法長官と「良い会談」ができたと述べた。トランプ米大統領が先週、メキシコの麻薬カルテルをテロ組織に指定する考えを示したことを受けて、バー長官は複数のメキシコ高官と会談を行っている。メキシコ国内では内政干渉だとの声が上がっている。
会談に先立ち、ロペスオブラドール氏は記者団に、2国間協力を話し合う中でこの問題について協議すると述べ、関連資料を参考として使うと説明した。ただ、この資料について詳細は明らかにしなかった。
米国務省は4日、麻薬カルテル対策で適切な手段をみつけるためにメキシコ政府と協力していると明らかにした。