[ワシントン 12日 ロイター] - 米国が中国との通商協議で「第1段階」の原則合意に達したと、関係筋が12日明らかにした。
ブルームバーグも関係筋の情報として、米中が原則的な合意に達し、トランプ米大統領の署名待ちと報じていた。
トランプ大統領はこの日、中国との通商合意に「極めて近い」と表明。「中国との大規模な合意に非常に近付いている」とし、「中国は合意を望んでおり、米国もだ」とツイッターに投稿していた。
また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は関係筋の情報として、米通商交渉団が第1段階の通商合意実現と緊張緩和に向け、15日に発動を予定する対中追加関税の見送りを提案したと報じた。すでに課している約3600億ドル分の中国製品に対する関税を最大50%引き下げる案も提示したという。