[ワシントン 18日 ロイター] - ナバロ米大統領補佐官(通商製造政策局長)は18日、インドに対し関税の引き下げを改めて要求した。
補佐官はFOXビジネス・ネットワークとのインタビューで「米国は(通商問題で)インドとやり取りしているが、インドには何としても関税を引き下げて友好的な取引をしてもらいたい」と語った。
トランプ政権は6月、インドの市場が米国に開放されていないとして、インドに対する一般特恵関税制度(GSP)の適用を終了した。インド政府はこれに反発し、米国からの輸入品28品目への関税を引き上げるなど報復措置を取った。
インドのゴヤル商工相は10月、米国との通商合意案が大枠でまとまったと表明。しかしナバロ氏はこの日、合意案の中身や交渉の進捗状況などを一切明かさなかった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191218T182630+0000