🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

新NAFTA、自動車各社に30億ドルの米関税負担=米議会予算局

発行済 2019-12-19 08:35
更新済 2019-12-19 08:43
新NAFTA、自動車各社に30億ドルの米関税負担=米議会予算局

[ワシントン 18日 ロイター] - 米連邦議会の中立機関である議会予算局(CBO)は、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新たな米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)により、自動車・部品メーカー各社が米国に輸出する際の関税負担が、今後10年で30億ドル近く増加するとの見通しを示した。

新協定は自動車を無関税にする条件として、域内で調達する部材の比率を従来の62.5%から75%に引き上げた。

また、自動車や部品の40─45%は時給16ドル以上の工場、すなわち米国やカナダで生産するよう求めている。

CBOは、一部の自動車や部品が無関税となる基準を満たさないと想定した上で推計値を出したとし「(関税をゼロとする)条件の変更に伴い、メキシコとカナダから無関税で米国に輸入される自動車や部品は減少する見通しだ」と説明した。

CBOの推計によると、米国の関税収入は2020年会計年度に1000万ドル増え、その後も増加が見込まれ、29年度までに総額29億7000万ドル増える。一方で、財政赤字は29年度までに30億4000万ドル減少する。

さらに、新協定により米国の実質国内総生産(GDP)は年間0.35%(685億ドル)押し上げられ、国内の雇用は17万6000人増え、輸出も拡大する。

米下院歳入委員会は17日、USMCAの修正文書について、発声投票を行い承認した。19日の下院本会議の採決でも幅広い支持が得られる見通し。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます