[サンパウロ/ワシントン 20日 ロイター] - ブラジルのボルソナロ大統領は20日、トランプ米大統領がブラジルから輸入する鉄鋼とアルミニウムに関税を課さない方針を表明したと明らかにした。
ボルソナロ大統領はフェイスブックのライブ動画で「トランプ大統領と電話会談した」とし、「トランプ氏は私の主張に納得し、ブラジルの鉄鋼とアルミに追加関税を課さないと決めた」と述べた。
これに先立ち、関係筋もトランプ大統領がこの日、ボルソナロ大統領に対し同国から輸入する鉄鋼とアルミに関税を課さない方針を伝えたことを明らかにしていた。
トランプ大統領は今月初旬、ブラジルとアルゼンチンの意図的な通貨切り下げで米農業部門が圧迫されているとし、両国から輸入する鉄鋼とアルミニウムに直ちに関税を課すと表明していた。[nL4N28C36Z]
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