[ワシントン 16日 ロイター] - 米財務省は16日、前週発動したイランに対する追加の経済制裁を巡り、特定業種での取引の段階的な縮小に向け90日間の猶予期間を設けると発表した。
猶予期間は4月9日までで、建設業、鉱業、製造業、繊維業での取引が対象。ただ制裁対象業種への新規参入は制裁の対象になるとした。
米政府は10日、イランによるイラクの米軍駐留基地に対するミサイル攻撃を受けて発動した対イラン追加制裁の内容を公表。追加制裁はイランの製造業・鉱業などの産業のほか、8日の駐留基地攻撃に関与した高官8人を対象としていた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200116T214128+0000