[ニューヨーク 23日 ロイター] - 2020年米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、バイデン前副大統領が支持率でトップに立っていることが、23日公表のロイター/イプソスの世論調査で明らかになった。
調査は1月22─23日に、民主党員と無党派1108人を対象にオンラインで実施。うち、有権者登録をしている人は545人。統計の誤差はプラスマイナス約5%ポイント。
有権者登録をしている人のなかで、バイデン氏の支持率は24%。サンダース上院議員は20%、ウォーレン上院議員は12%だった。
ブルームバーグ前ニューヨーク市長は約10%、インディアナ州サウスベンド前市長のブティジェッジ氏は7%、クロブシャー上院議員は3%で、この数週間に支持率がそれぞれ数%ポイント上昇した。
バイデン氏は昨年の出馬表明以来、支持率がほぼ一貫して首位になっているが、他候補を大きく引き離すには至っていない。
候補者選びが実質的にスタートするアイオワ州党員集会まで2週間を切る中、調査で候補者を選んだ人のなかでも、選択が最終決定だと回答した有権者は43%にとどまった。