[東京 24日 ロイター] - 西村明宏官房副長官は24日午前の会見で、今朝開催された新型コロナウイルス対策の関係閣僚会議では、安倍晋三首相から水際対策を一層徹底するよう指示があったことを明らかにした。
政府として、検査体制の整備や国民に対する迅速かつ的確な情報提供、在留邦人の安全確保に全力を挙げる方針だという。
また、発生源とみられる中国湖北省武漢市で重度の肺炎を発症し入院中の邦人男性については、早ければ25日中にも新型コロナウイルス感染の有無が判明する見通し。
同副長官によると、現在、武漢に滞在する日本人は約710人という。