[東京 28日 ロイター] - 中国・武漢市に滞在する日本人を帰国させるために日本政府が28日に予定していたチャーター機の派遣が延期されることが分かった。中国当局との調整に時間がかかっているとみられる。関係者が明らかにした。
日本政府は、新型コロナウイルスの感染が深刻な武漢市に滞在する日本人を帰国させる決定をし、全日本空輸(全日空) (T:9202)が2機のチャーター機の運航準備に入っている。日本政府は中国側との調整がつき次第、できるだけ早く派遣したい考えだが、29日以降にずれ込む見通し。
当初の計画では、チャーター機2機は28日午前に羽田空港を出発し、同日午後には武漢に到着。帰国希望者の日本人を乗せ、同日夜には羽田空港へ戻ることになっていた。
*内容を追加しました。
(白木真紀)