💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

ロシア大統領、原油安に対応可能と説明 OPECとの協調も示唆

発行済 2020-03-02 10:55
更新済 2020-03-02 10:57
ロシア大統領、原油安に対応可能と説明 OPECとの協調も示唆
LCO
-

[モスクワ 1日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は、ロシアは最近の原油安に対処できると発言した上で、追加減産を目指す石油輸出国機構(OPEC)に協力する可能性も示唆した。

関係筋によると、ロシア政府はこれまで追加減産に消極的な立場でいる。

OPEC加盟国とロシアなど非加盟の産油国で構成するOPECプラスは今週ウィーンで会合を開き、現行の協調減産が3月末に期限を迎えた後の生産政策について話し合う予定。

関係筋によると、複数のOPEC加盟国が従来の想定よりも大幅な減産へと考えが傾いているもようだが、ロシアはまだ追加減産に対する姿勢を明確にしていない。

プーチン氏は新型コロナウイルス問題を巡るエネルギー関連の会合で「ロシアの財政と経済にとって、現行の原油相場は容認できる水準だ」と発言。ロシア政府が想定する北海ブレント原油 (LCOc1)の平均価格は1バレル=42.40ドルと述べた。

新型ウイルスの感染拡大で原油需要が減るとの懸念から、ブレント原油は先月28日に2018年終盤以来の安値となる50.05ドルに下落していた。

プーチン氏は、世界経済が悪化する状況下でさえ、ロシアは政府系ファンドを含む積立金によって、すべての予算を遂行し、社会的責務を果たすことが可能だとしつつも、だからといって「諸外国との協調を含め」行動を起こすことを拒否しないと付け加えた。

また、原油相場を予想する難しさを訴え、ロシアはあらゆるシナリオに備える必要性があるとの考えを示した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます