[ワシントン 10日 ロイター] - 米ホワイトハウスは10日、トランプ大統領が前日、国際エネルギー市況を巡ってサウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談したことを明らかにした。会談の詳しい内容には触れなかった。
ディア報道官は「トランプ大統領とムハンマド皇太子は国際エネルギー市況など、地域や2カ国の重要問題について協議した」と述べた。
原油相場は9日、30%強暴落し1991年の湾岸戦争以降で最大の下げ幅を記録した。北海ブレント原油先物 (LCOc1)はこの日8%反発している。
トランプ大統領は9日、サウジとロシアによる原油市場のシェア争いと「フェイクニュース(偽ニュース)」が米株式市場の急落を引き起こしているとツイッターに投稿。「ガソリン価格は下落する。消費者にとっては良いことだ!」と述べた。