[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国時間の原油先物は上昇。新型コロナウイルスの影響による燃料需要の縮小が示されたものの、2兆ドル規模の景気刺激策の進展が支援した。
米エネルギー情報局(EIA)が25日発表した週間統計によると、3月20日までの米原油在庫は前週から増加した一方、燃料需要は昨年12月以来最大の落ち込みとなり、新型コロナウイルスでエネルギー需要が縮小していることを示した。
ただ、米WTI原油先物 (LCOc1)は清算値で0.48ドル(2%)高の1バレル=24.49ドル。北海ブレント先物 (LCOc1)は0.24ドル(0.9%)高の27.39ドルだった。
米上院とトランプ政権高官は25日、新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響を緩和するための2兆ドル規模の対策で合意に達したと明らかにした。上院は25日中に採決を行い、下院もそれに続く見通し。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200325T213545+0000