[東京 2日 ロイター] - 安倍晋三首相は2日の衆院本会議で、東京五輪・パラリンピックの1年延期に関して「20カ国・地域(G20)首脳はじめ国際社会からも評価を得ている」と述べた。小倉将信議員(自民)への答弁。
首相は新型コロナウイルス感染症の感染状況について「わが国はオーバーシュート(感染爆発)の状況ではないが、東京など都市部では感染者が急増しており、感染経路が不明な例や海外からの流入例が多数報告されている」と指摘。「瀬戸際の状況が継続しているが、事態は時々刻々と変化している」とも述べ、専門家会議の見解を踏まえ「適切に対応する」とした。
*本文2段落目の文言を一部修正しました。
(竹本能文)