[ジャカルタ 2日 ロイター] - インドネシア中銀のペリー・ワルジヨ総裁は2日、追加利下げの余地があるとの認識を示した。
インドネシアは新型コロナウイルスの感染拡大で景気が低迷しており、インフレ率も低い。世界的にも金融緩和の流れが進んでいる。
総裁は投資家との電話会議で「実際、追加利下げの余地がある」とし「インフレ率の維持、景気支援、ルピアの安定維持の間でバランスをとらなければならない、というのがインドネシアの問題だ」と述べた。
インドネシア中銀は昨年、金融緩和を開始。これまでに6回にわたり、合わせて150ベーシスポイント(bp)の利下げを実施している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200402T102301+0000