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米情報機関監察官、トランプ氏による解任の不当性を主張

発行済 2020-04-06 12:49
更新済 2020-04-06 12:54

[ワシントン 5日 ロイター] - 米情報機関の監視役であるアトキンソン監察官は5日、トランプ大統領による自身の解任について、大統領の弾劾調査の発端となったウクライナ疑惑の内部告発状に「公平に」対応したことが招いた結果だとして、不当性を訴えた。

「独立かつ公平な監察官として、法的責務を忠実に果たしたことが大統領の私への信頼を失う結果を招いたと考えざるを得ない」との声明を出した。

ホワイトハウスは3日遅くにアトキンソン氏に30日以内に職を解くと通知。

アトキンソン氏は、トランプ氏が2020年大統領選を優位に進めるためにウクライナとの外交を悪用したとの内部告発状を政府関係者から受け取り、議会への通知義務がある信頼性のあるものと判断。その後、下院民主党が弾劾調査を実施し、大統領を弾劾訴追した。

トランプ氏は4日、アトキンソン氏が内部告発状を受け取った後に自身に報告に来なかったと述べ、「まったくの恥知らず」だと批判した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200406T034936+0000

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