[ブリュッセル 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は、8日のユーロ圏財務相会合(ユーログループ)で、新型コロナウイルス危機対応として最大1兆5000億ユーロ(1兆6000億ドル)の財政措置が必要になる可能性があると主張していたことが明らかになった。複数の当局者がロイターに明らかにした。
ECBの報道官はコメントを避けた。
ユーログループは、16時間にわたる討議にもかかわらず、合意を形成することができず8日にいったん散会し、9日に再開することになった。[nL4N2BW1UU]
複数の当局者によると、ユーログループでは、フランスとイタリア、スペインが危機を巡る欧州の今年の対策は1兆ユーロを大きく上回るべきだと主張。ECBの推計に沿う内容となっている。
*内容を追加しました。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200408T080704+0000