[8日 ロイター] - 米テキサス州のエネルギー規制当局者は8日、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国が少なくとも日量2000万バレルの減産を行う必要があると述べた。
州の石油産業を監督するテキサス鉄道委員会(TRC)のライアン・シットン氏はツイッターで、米企業が今後3カ月で「組織的に」日量400万バレルの減産を行う見込みと指摘。同氏は9日のOPEC関連会合には参加しないが、6月の会合には出席を計画している。
テキサス州規制当局は来週、州としては約50年ぶりの生産縮小を検討する方針。エネルギー企業の要請を受け、シットン氏は減産検討を支持する姿勢だが、他の2委員は投票に関する考えを明らかにしていない。
シットン氏は、産油国が減産しない場合、原油在庫は2カ月で上限に達するとの見方を示した。