[ドバイ/リヤド 8日 ロイター] - イエメン内戦で、サウジアラビア主導の連合軍は8日、武装組織フーシ派との戦闘を9日正午から2週間停止すると発表した。国連がスウェーデンで和平会議を開いた2018年末以降で初めてとなる和平に向けた大きな動き。
国連のイエメン担当の事務総長特使、マーティン・グリフィス氏による恒久的な停戦に向けた話し合いを促進するのが狙い。
また、新型コロナウイルスのイエメンでの流行を避けるのも理由の1つ。イエメンではこれまでのところ新型コロナの感染者は確認されていない。
連合軍のスポークスマンによると、今回の停戦は延長も可能だという。
イエメンは5年にわたって内戦が続き、これまでに10万人以上が死亡している。