[15日 ロイター] - 米野党民主党の左派エリザベス・ウォーレン上院議員は15日、同党の大統領候補指名獲得がほぼ確実となっているジョー・バイデン前副大統領への支持を表明した。
今週に入り、オバマ前大統領のほか、先週大統領候補指名争いから退いたバーニー・サンダース上院議員もバイデン氏への支持を表明しており、民主党は党を挙げ、11月の本選でトランプ大統領の再選を阻止したい考えだ。
ウォーレン議員は先月、同党の候補指名争いから撤退。その後どの候補者を支持するか明らかにしていなかったが、関係筋によると、バイデン氏はウォーレン氏と複数回電話で話をしていたという。
ウォーレン氏は動画を通じ、バイデン氏の順応能力を評価し、「バイデン氏は意見が合わなくても、相手の話に耳を傾ける」と述べた。
ウォーレン氏のほか、トランプ大統領弾劾手続きを主導したアダム・シフ下院議員もこの日、バイデン氏への支持を表明した。
一方、急進左派のオカシオコルテス下院議員はバイデン氏がヘルスケアや移民問題巡るスタンスをより明確にした段階で支持する意向を示した。