[クアラルンプール/ジャカルタ 23日 ロイター] - マレーシアのムヒディン首相は23日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた移動制限令を5月12日まで延長すると発表した。
同令は3月18日に施行され、延長は3回目となる。
ムヒディン首相は移動制限令が再度延長される可能性があるとしつつも、「新型コロナ感染例が著しく減少すれば、複数のセクターで段階的に制限を解除する可能性がある」と述べた。
マレーシアの新型コロナ感染者は累計5603人、死者は95人。
インドネシア運輸当局もこの日、ウイルス感染拡大防止に向けた取り組みの一環で、航空機および船舶の国内外の旅行を6月初旬まで制限すると発表した。24日から実施し、貨物や政府高官の移動などを除き、航空機による移動は6月1日まで、船舶による移動は6月8日までそれぞれ禁止される。