[メキシコ市 5日 ロイター] - メキシコの自動車・部品業界3団体は5日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて停止している工場の操業再開に向け、各社が従うべき指針を政府との間でまとめたことを明らかにした。
再開時期は未定だが、ロペスオブラドール大統領は17日から一部の地域で、今月末からは全土で、感染拡大防止のための封鎖措置を緩和することを目指している。
メキシコ政府の新型コロナ対策を指揮する当局者はロイターに対し、自動車産業の再開時期について決定は下されていないと語った。
メキシコ自動車部品工業会(INA)が公表した文書によると、指針では、政府が封鎖措置の解除に伴い設定する安全対策を順守できているかどうか各社が自己評価を行うことを想定している。
また、各社従業員が感染防止方法について政府のオンライン講習を受けることも想定している。
INAは各社が再開前に講じるべき具体的な措置について8日に政府当局者とオンラインで協議する。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200506T024901+0000