[ソウル 26日 ロイター] - 韓国サムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が26日、検察に呼び出され、2015年のグループ内2社の合併を巡り聴取を受けている。韓国の聯合ニュースが伝えた。
李副会長は、朴槿恵前政権からサムスン物産 (KS:028260)と第一毛織の合併への支持を取り付けるため、朴前大統領の知人に賄賂を提供した罪に問われ、裁判が進行している。合併は李副会長の経営権強化が目的だったとされている。
サムスン電子の広報担当はコメントを控えた。検察当局からもコメントを得られていない。