[パリ 29日 ロイター] - 新型コロナウイルス流行で閉鎖されているフランス・パリのルーブル美術館は29日、7月6日に開館する準備を進めていると発表した。再開後は来館者にマスク着用やソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)維持を要請するという。
美術館前にあるチュイルリー公園は今月31日から再開されるが、10人以上の集まりは禁止されるという。
ルーブル美術館とチュイルリー公園はともに3月13日から閉鎖されていた。
閉鎖期間中、美術館のウェブサイト上にあるバーチャルツアーへのアクセスは急増。3月12日─5月22日のアクセスは1050万人と、2019年通年の1410万人に迫る勢いだった。
1日のアクセス数も約33万人、ピーク時には約40万人と、新型コロナ危機前の約4万人を大きく上回った。