[ニューデリー 1日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、インドの信用格付けを「Baa2」から投資適格級で最も低い「Baa3」に引き下げた。長期間にわたる成長鈍化や債務増加、金融システムの一部における持続的な緊張を理由に挙げた。
また格下げは新型コロナウイルスの影響を直接反映したものではないが、新型コロナ危機前に存在していたインドの信用面での脆弱性がパンデミック(世界的大流行)によって増幅したとした。
見通しは「ネガティブ」を維持。新型コロナが引き続きインド経済の打撃となっており、財政が悪化しているという。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200601T195010+0000