[モスクワ 9日 ロイター] - 新型コロナによるロックダウン(都市封鎖)で収入を奪われているロシアで、レストラン関係者が営業再開の許可を求め、自身のヌード写真をソーシャルメディアに投稿して抗議している。
カップやボトルなどを慎重に配置したヌード写真を投稿しているのはバー、レストラン、カフェの従業員ら数百人。
カザンのバーチェーン店オーナーは、「裸なのは何も残されていないから」と従業員20人とともに参加した。カザンのレストランは、11日からテラス席の営業再開が許可される。
シベリアの都市ノボシビルスクのシェフは、マスクだけを身に付けてキッチン用品を持った写真を従業員とともに撮影して投稿。「ストリップショーでふざけてるわけではない。働くことだけを望んでいる。スーパーやモール、美容室、公共交通機関以上のリスクはレストランにはい」と投稿した。ノボシビルスク当局は、レストランの再開時期を明らかにしていない。