[ワシントン 20日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補指名を確定させたジョー・バイデン前副大統領の側近であるテッド・カウフマン氏は、バイデン氏が11月の本選で大統領に選出された場合に備え、政権移行チームの結成に着手している。20日に声明で明らかにした。
カウフマン氏は移行チームの結成作業について、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって経済危機がもたらされる中で、バイデン氏が政権を引き継ぐことになった場合に「政権の継続性を確保」するものだと説明した。
また「このような非常に困難な課題に直面しながらの大統領就任はフランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領以来になるだろう」と指摘。バイデン氏について「大統領に就任した日」から職務を開始する用意があると述べた。
移行チームの関係者によると、カウフマン氏はアブリル・ヘインズ元米中央情報局(CIA)副長官ら、オバマ前政権の当局者数人を含む6人をメンバーに採用したという。チームは今後さらに拡大される。
*関連グラフィックは以下をご覧ください。
https://graphics.reuters.com/USA-ELECTION/010091471JC/index.html