[ロンドン 26日 ロイター] - 英ロンドンでこのところ、違法な集会が実施され、取り締まりにあたった警官が暴力をうけて負傷する事態も発生したことを受け、ロンドン警視庁は26日、違法な集会は解散させる方針を示し、警官への暴力は断じて容認できないと表明した。
ロンドン警察は24日深夜から25日の未明にかけ、いくつかの違法な音楽イベントを中止させたが、そのうちの1件では参加者が暴徒化し警官が負傷した。
クレシダ・ディック警視総監は「イベントは違法で、開催すべきでない。任務を遂行していた警官が攻撃されるという事態は断じて容認できない」と表明。違法な集会は住民も嫌っており、警察は今後も取り締まっていくと述べた。
ディック警視総監によると、過去3週間に違法な集会を解散させようとして負傷した警官は140人前後に上るという。