[オタワ 1日 ロイター] - きょう7月1日のカナダデー(カナダの建国記念日)は、史上初めてオンラインで祝われた。例年は花火やコンサートなど様々なイベントが開かれ内外から観光客が詰めかけるが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う規制のため、人が集まる催しはすべてキャンセルになった。
カナダデーのイベント主催者は代わりに、コンサートをオンライン化。カナダ出身のポップスターのアラニス・モリセット、アヴリル・ラヴィーンらが参加した。
夜には、携帯機器で見られる「バーチャル花火」も行われた。
トルドー首相はこの日、オタワフードバンクが運営する農場を訪問。黒のマスクをした首相は家族とともにブロッコリーを収穫した。
首相は、農場で収録されたビデオの中で「ここ数カ月はきびしい日々だった。きょうのカナダデーには、お互いを思いやろうではないか」などと語った。