💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

イラン核施設の火災で「重大な損失」、ウラン濃縮に影響も=当局者

発行済 2020-07-06 09:28
更新済 2020-07-06 09:36
© Reuters. イラン核施設の火災で「重大な損失」、ウラン濃縮に影響も=当局者

[ドバイ 5日 ロイター] - イラン原子力庁の広報担当者は5日、中部ナタンズで2日に発生したウラン濃縮施設の火災により「重大な損失」がもたらされたため、ウラン濃縮に使う高性能の遠心分離機の開発・製造が遅れる恐れがあると明らかにした。イラン国営通信(IRNA)が伝えた。

ナタンズのウラン濃縮施設は国際原子力機関(IAEA)の査察対象となっている施設の1つで、大部分の施設は地下にある。

IRNAによると、同担当者は「今回の火災で重大な損失がもたらされたが、負傷者はいなかった」と説明。「イラン当局は損傷した建物を、さらに性能の高い機器を備えたより大規模な施設と交換する」と述べた。

イランの保安当局は3日、事故の原因は特定されたとしながらも、「安全上の理由」から適切な時期になるまで公表しないと説明。一部のイラン当局者はサイバー攻撃が火災の原因だった可能性を指摘しており、同国は核関連施設に対するいかなるサイバー攻撃にも報復する姿勢を示している。

© Reuters. イラン核施設の火災で「重大な損失」、ウラン濃縮に影響も=当局者

IRNAは2日、イスラエルや米国などの敵対国による妨害行為だった可能性を示唆したが、両国を非難することはなかった。

イスラエルの国防相は5日、イランで起きるすべての不可解な出来事にイスラエルが「必ずしも」関与しているわけではないと述べた。

これとは別に、イランの軍事組織イスラム革命防衛隊海軍(IRGCN)のトップは5日、イランがペルシャ湾とオマーン湾沿いの地下に「ミサイル都市」を構築したと発表。これらは「イランの敵にとっての悪夢になる」と警告した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます