[ワシントン 6日 ロイター] - メドーズ米大統領首席補佐官は6日、トランプ大統領の選挙陣営が、11日にニューハンプシャー州のポーツマス国際空港で開かれる屋外選挙集会において、新型コロナウイルス感染予防措置としてマスク着用を「強く推奨する」決定を下したと明らかにした。
メドーズ氏はフォックス・ニュースとのインタビューで、「いうまでもなく、われわれはニューハンプシャー州に行き、人々とともに(大統領を)への応援を楽しみにしている。(マスク着用推奨は)予防的な要素がより強い」と述べた。
陣営はこの集会の発表に際し、「手指の消毒液が十分に提供される。また出席者全員に1枚ずつマスクが配布され、着用が強く推奨される」と通知した。
6月にオクラホマ州タルサで開いた屋内集会では、マスクの配布は行われたものの着用は特に推奨されず、社会的距離(ソーシャルディスタンス)やマスク着用など感染防止の規制が実施されなかったとして広く注意を引いた。今回の方針変更は、こうした経緯を受けたものとみられている。