🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

多国間協定と二国間協定、両立は利益相反に=USTR代表

発行済 2020-07-10 05:46
更新済 2020-07-10 05:54
© Reuters. 多国間協定と二国間協定、両立は利益相反に=USTR代表

[ワシントン 9日 ロイター] - ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は9日、国際貿易の管理には多国間協定か二国間協定のいずれかが必要だが、双方の両立は利益相反になるとの考えを示した。

ロンドンに拠点を置くシンクタンク、王立国際問題研究所(チャタムハウス)が主催したウェブキャストイベントで、欧州では約77の自由貿易協定(FTA)が乱立しており「多国間貿易システムへの最大の課題の一つ」になっていると指摘した。

© Reuters. 多国間協定と二国間協定、両立は利益相反に=USTR代表

また世界貿易機関(WTO)が目指す多国間貿易システムを復活させるためには、世界の関税率を「リセット」し、WTO訴訟を通じた貿易ルールの更新に終止符を打つほか、中国の国家主導による経済モデルの問題や、製品・食品の安全性基準といった非関税障壁への効果的な対処方法を新たなに打ち立てる必要があると訴えた。

その上で「私の意見ではFTAは撤廃すべきで、多国間システムか二国間システムの束を作るべき」と主張。同時に多国間主義を公言しながら二国間主義を支持することはできないとした。

ライトハイザー氏やトランプ大統領は多国間協定よりも二国間協定の方が国益にかなうとしている。トランプ氏は2017年の就任直後に環太平洋連携協定(TPP)からの離脱を表明している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます