[ドバイ 13日 ロイター] - イラクのアブドルジャバル石油相は13日、同国は石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の減産合意に完全にコミットしているとし、8月初めまでに順守率を100%に改善させる意向を表明した。
サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相との電話会談後に発表した共同声明で述べた。
声明によると、イラク石油相は5月と6月の余剰生産分を7─9月に調整する方針も示した。
サウジのエネルギー相は、イラクが順守率を引き続き改善させることに自信を示し、6月のイラクの順守率はOPEC筋が述べた通り、90%に近かったとした。