[ワシントン 24日 ロイター] - 米共和党元議員20人超が24日、11月の大統領選で再選を目指すトランプ大統領ではなく、野党民主党候補のジョー・バイデン前副大統領を支持する方針を表明した。
バイデン氏の陣営によると、共和党員による民主党への支持を促す同陣営の取り組みに共和党元議員27人が参加を決めた。過去にトランプ大統領を批判し、2018年に引退したジェフ・フレーク元上院議員(アリゾナ州)も含まれる。
バイデン陣営の声明によると、27人はトランプ大統領の「汚職や民主主義の破壊、あからさまな良識の軽視」と「米国を軌道に戻すという急務」をバイデン氏支持の理由とした。
先週には、ヘイデン元中央情報局(CIA)長官、唯一CIA長官と連邦捜査局(FBI)長官を歴任したウェブスター氏、ネグロポンテ元国家情報長官など、歴代の共和党政権で安全保障関連高官を務めた73人が、バイデン氏支持を表明した。
トランプ大統領を共和党の大統領候補として正式指名する同党の全国大会はこの日、4日間の日程で始まった。