[31日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)のシャクティカンタ・ダス総裁は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、物価高と景気悪化が併存するスタグフレーションが起きるとは想定していないと述べ、消費者物価の上昇率は鈍化すると予想した。
31日付の同紙によると、総裁は「スタグフレーションの状況に直面する公算が大きいとは思わない」とし、「消費者物価の上昇率は今後、鈍るというのが私の見方だ」と語った。
また、「政府はさらなる景気支援策を発表するだろう」と述べ、「政府によるいかなる財政拡大策も非常に慎重なアプローチを取るだろう」と続けた。