[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米エネルギー情報局(EIA)が31日公表した月報によると、6月の国内石油生産は日量42万バレル増の1043万6000バレルとなった。5月の大幅減産から完全に回復せず、4月の同1199万バレルを大幅に下回った。
国内最大の産油地、テキサス州の6月の石油生産は、日量22万7000バレル増加。ノースダコタ州でも増加した。一方、メキシコ湾沖の石油生産は同4万9000バレル減少した。
5月の米産油量は大幅に減少。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と世界的な供給過剰に伴う、原油価格急落と需要減少を受け、石油生産各社が生産規模を縮小したことが背景だった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200901T023442+0000