💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

中国、国境係争地帯で光ケーブル敷設 通信網増強=インド政府筋

発行済 2020-09-15 10:57
更新済 2020-09-15 11:00

[レー(インド) 14日 ロイター] - 中国軍がインド国境の係争地帯で光ファイバーケーブル網を敷設していると、インド政府当局者2人が明らかにした。両国の外相は先週、ヒマラヤの係争地での緊張を緩和することで合意したが、通信網の敷設は中国が長期戦に備えている可能性を示唆している。

こうしたケーブルは前線部隊と後方基地をつなぐ安全な通信手段を提供する。インド政府高官によると、通信ケーブルは係争地のラダック地方にあるパンゴン湖の南で最近確認された。

インド当局は衛星画像により、湖の南で砂の中にそれまで見られなかった線が複数見られたことで中国側の動きを察知。国内の専門家が塹壕に敷設された通信ケーブルであると分析し、海外の情報機関も同様の見解を示したという。

この高官は、中印部隊がわずか数百メートルの距離で対峙している場所もあるパンゴン湖の南岸に中国が高速通信用の光ファイバーケーブルを敷設したことが最大の懸念事項だとし、「中国は猛スピードで敷設している」と語った。

© Reuters. 中国、国境係争地帯で光ケーブル敷設 通信網増強=インド政府筋

中国外務省は現時点でロイターの取材に応じていない。国防当局者のコメントも得られていない。

別のインド政府当局者によると、同国の情報機関はパンゴン湖の北側でも約1カ月前に同様のケーブルが敷設されているのに気付いたという。

更に別の政府当局者は14日、先週の中印外相会談以降、双方に目立った撤退や部隊増強の動きは見られないと指摘し、「これまでと同様に緊迫した状況だ」と話した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます