[ワシントン/国連 17日 ロイター] - トランプ米大統領が、対イラン武器禁輸措置の違反者への制裁を可能にする大統領令を計画していると、関係筋3人が17日明らかにした。
国連によるイランへの武器禁輸措置の失効が10月に迫っていることが背景にあるとみられる。
関係筋によると、大統領令は数日中に発令される見通しで、米市場へのアクセス禁止といった二次的制裁の発動が可能となる。
欧州外交筋によると、大統領令が発令されれば、対イラン武器禁輸措置の維持を目指す米政府のスタンスはさらに強化される見通し。
ポンペオ米国務長官は前日、米国が対イラン制裁を来週復活させるために国連に戻り、制裁が確実に実施されるように必要なあらゆることを行うと述べた。