[オタワ 1日 ロイター] - カナダ政府は1日、向こう3年間に国内のインフラ事業へ100億カナダドル(75億米ドル)を投じるとの計画を発表した。雇用を創出し、新型コロナウイルスの打撃を受けた経済の回復を後押しする。
トルドー首相は記者団に「的を絞った賢明な投資により、雇用の回復や経済成長が期待できる。同時に健全で持続可能な未来を築くことが可能になる」と強調した。
財源は、カナダインフラ銀行(CIB)が管理する350億カナダドルを活用する。
首相は、6万人の雇用が見込めると述べ、エネルギー効率を高めるための建造物改築などに投資することで、気候変動問題にも取り組むと再度表明した。
CIBは民間のインフラ事業投資を支えるとともに、投資リターンを確保してそれを再投資する計画だとしている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201001T233708+0000