[ソウル 2日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は2日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長を伴い、台風による洪水で被災した地域の復旧作業を視察したと報じた。
与正氏が公の場に姿を現すのは約2カ月ぶり。
金委員長は復旧・復興の迅速な進捗を称賛すると共に、台風を始めとし、今年は例年になく厳しい自然災害に見舞われているとの認識を示した。
一方で金委員長は、新設された住宅の外観が「単調」であることに「失望した」とも述べた。復旧作業の迅速さは重要だが、周囲の環境と美しく調和し、適切な多様性が保たれることを望む、とした。