[ソウル 6日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は5日に開かれた党の政治局会議で、来年1月の党大会に向けて各セクターが目標を達成できるよう国を挙げて取り組む「80日戦闘」を呼び掛けた。国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が6日伝えた。
北朝鮮は今年、新型コロナウイルスの世界的流行で経済がさらに圧迫されている上、台風や洪水の被害にたびたび見舞われている。
KCNAは「われわれは今年、多大な努力によって、かつてないほど厳しい試練と難局を乗り越え、歴史的な偉業をなしたが、これに満足すべきでない」とし、「見過ごせない課題はまだあり、年内に達成すべき多くの目標が残っている」と伝えた。
朝鮮労働党中央委員会は8月の総会で、来年1月に党大会を開催して国家経済発展5カ年計画を策定することを決定。景気回復が大幅に遅れているとの認識を示した。
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