[7日 ロイター] - 在日中国大使館は7日、ポンペオ米国務長官は悪意をもって米中の政治的対立をあおり中国を中傷していると批判し、米国は中国に対するいわれのない攻撃と非難をやめるべきと主張した。
6日来日したポンペオ氏はインド太平洋地域で影響力を増す中国に対抗するために、米国、日本、オーストラリア、インドによる連携強化を訴えた。
これに対し中国大使館は「ポンペオ氏は中国に関する嘘を繰り返しでっち上げ、悪意をもって政治的対立を引き起こしてきた」とする声明を発表した。
「われわれは米国に冷戦思考とイデオロギー的な偏見を捨て、中国に対するいわれのない攻撃と非難をやめ、米中関係を建設的な方法で扱うよう改めて求める」とした。