[7日 ロイター] - 7日に行われた米副大統領候補によるテレビ討論会で、共和党のペンス副大統領の頭にハエがとまるというハプニングがあった。ハエはペンス氏の頭に数分間とどまり、視聴者らは一時、ハエにくぎ付けになった。
ペンス副大統領はしばらくの間、ハエが頭にとまった状態のまま、民主党のハリス上院議員との討論を続行することになった。ペンス副大統領は、ハエを手で追い払うのはふさわしい振る舞いではないと思ったためか、頭を振るだけにとどめ、冷静さを維持しているように見えた。
この「ハエ事件」はソーシャルメディアでも大きな反響を呼んだ。
オレゴン州のライター、ジャンヌ・ダンカン氏はツイッターに「討論会の勝者はハエだ」と投稿。ツイッター上では、「@MikePenceFly」というアカウントが、すぐさま数千人ものフォロワーを集めた。
民主党大統領候補のバイデン氏は、ハエたたきを持った自身の写真をツイッターに投稿し、「私の選挙戦が飛ぶ(フライ、ハエの意味もある)のを助けるために、5ドルの寄付を」などと支持者に呼び掛けた。