[ワシントン 12日 ロイター] - ロイター/イプソスが12日公表した米大統領選に関する世論調査によると、激戦州のウィスコンシン州とペンシルベニア州では、民主党のバイデン前副大統領が共和党のトランプ大統領に対するリードを広げている。
バイデン氏は両州でトランプ氏を7%ポイントリード。1週間前の調査ではウィスコンシン州で6ポイント、ペンシルベニア州で5ポイントリードしていた。
調査は、激戦州のウィスコンシン、ペンシルベニア、ミシガン、ノースカロライナ、フロリダ、アリゾナの計6州で、投票に行く可能性の高い有権者を中心に実施した。
ウィスコンシン州ではバイデン氏の支持率が51%、トランプ氏が44%。ペンシルベニア州もバイデン氏が51%、トランプ氏が44%だった。両州の調査は今月6-11日に実施した。
新型コロナウイルスへの対応に関する質問では、バイデン氏のほうがうまく対応できるとの回答がウィスコンシン州で52%、ペンシルベニア州で51%だったのに対し、トランプ氏のほうがうまく対応できるとの回答はそれぞれ38%、42%だった。
経済運営については、トランプ氏のほうがうまく対応できるとの回答がウィスコンシン州で47%、ペンシルベニア州では50%。バイデン氏のほうがうまく対応できるとの回答はそれぞれ46%、45%だった。
フロリダ州ではバイデン氏の支持率が49%、トランプ氏が45%。
アリゾナ州ではバイデン氏が48%、トランプ氏が46%。
ミシガン州ではバイデン氏が51%、トランプ氏が43%。
ノースカロライナ州ではバイデン氏が47%、トランプ氏も47%だった。